


思いがけない出会いから、七美は我が家に仲間入りしました。
初めて見るカラフルな子に一瞬にして、目が奪われていました。
子供のクセに大きな体、恐竜のような足、でも声は本当にあどけなくて・・・。
我が家でのギャング振りを、少し皆さんにもおすそわけ(笑)
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七美(なみ)(多分 ♂) ナナクサインコ/レッドタイプ
家族になった日 2002年5.31 年齢 まだ生後4ヶ月くらい
性格:一言で言うならひょうきん者。好き嫌いがはっきりしていて、自己主張も激しいです。
そのくせ甘えん坊なもので、一人にされると淋しくて仕方がない(笑)
かなりの焼きもちやきで、自分以外の鳥と遊んでいると嫉妬して、まりんではなく鳥さんに対して攻撃します(汗)
気が強いくせに、鳥一倍淋しがり屋で、つかず離れずの関係を望むわがまま息子ですが、それでも愛しいですね。
今の好物はピスタチオ。これを見せれば大抵は釣れてくれます(笑)
まだまだ色気より食い気の方が勝ってるあたり、子供ですねぇ(笑)
【エピソード】
5月のとある昼下がり、仕事中のまりんの携帯に一本の電話。
見覚えのない電話番号に最初怪しさを感じたものの、今流行のワン切りではなさそう。ということで、出てみると何のことはない、まりんたちがよくお邪魔するショップの店長さんでした。
「実はね、ローズ秋草の注文を頂いてたんだけど、その代わりにナナクサのヒナが入ってきたんですけど、見てみますか?」とのお誘い。
ナナクサ・・・聞いたことはあります。写真も本などで見たこともあります。でも実物を見る機会には恵まれていませんでした。勿論拝見します!とお返事させていただき、すかさず我が夫・クマさんにも連絡。
「ナナクサのヒナヒナが入ってきたらしいよ。まりんは時間に間に合うかわからないから、先に見てきて〜〜」くまさんもナナクサと聞いて興味を持ったようです。
その日の仕事をバリバリこなし、定時にあがるべく珍しく真剣にお仕事に取り組みました(笑)
その甲斐あって信じられないことに定時に終わったんですね。
そそくさと帰り支度を整え、駅に向かってレッツゴー!!自宅に戻るまでの時間がとてもとても長く感じました。もしまりんが行く前に、珍しさのあまり別の人がお迎えしたら・・・なんて、余計なことまで考える始末。この眼でぜひともナナクサのヒナをみてみたい・・・。大きさとしてはオカメと同じくらいになるはずだから、ヒナの大きさもそのくらいなのかな?
どんな声で鳴くのかしら、お顔はどんな感じなのかな?いろんな疑問が次から次へと浮かんでは消え、電車のスピードがなんだか無性にゆっくりに感じていました。
自宅に帰り着き、クマさんにどうだったかを聞いてみると、「うん、可愛い顔してるよ。それに結構でっかいな」やっぱり大きいんだ。でも、中型だよね、ナナクサって。
聞いているうちに自分の目でどうしても確認したくなって、その後閉店間際のショップさんに赴き、閉店までの40〜50分をずっとその子のそばにいさせていただきました。
体はそうですね、カラーボールくらいの大きさでしょうか。足は思いのほかしっかりしていて、でもやっぱりお子様だから足というよりお尻でお座りをしているような格好です(笑)
何よりも驚いたのは、幼い姿形とは正反対のあでやかなカラーです。
全体的なレッド、お腹から胸からお顔まで、それこそ真っ赤な色合い。けれど背中にはそれ以上に複雑で、鮮やかなブルーを持ち、モスグリーン、イエロー、オレンジ、藍色、ブラック、淡いグリーンまでも背負っています。でも、ほっぺたのところだけは白いんですよ。
さすが七草インコと呼ばれるだけの事はあります。たしかに七色が混在しています。
しかもその七色が見事に調和していて、少しの違和感も感じさせません。トロピカルな鳥さんを結構目にした事はありましたが、これほどのカラーリングは初めてみました。
しかもとても懐っこくてまりんの顔を見るなり、いきなり遊んで♪ご飯ちょうだい♪と甘えてきます。手に乗せていただいて胸元に寄せると、しきりにくちばしでまりんの指をなめ、大きなお目目で訴えます。
「お姉さん、お迎えしてくれるの??お母さんになってくれる?」まさかそんな風に思っているとは思えませんが、そんな錯覚を感じさせてくれるほど愛らしく、キュートな子です。
その場では少し考えさせてくださいと、即答を避け帰宅しました。
更に翌日。今度は昼のうちから様子を見に行きます。あんなに綺麗な色をした子は滅多に見ないから、もしかしたらもういないかも・・・。これまたマリーのときのように不安を感じながらプラケースの前に。
いましたよ〜。一際鮮やかな緋色を誇らしげに見せ付けています。まだまだ方々に綿毛を覗かせて、羽も不揃いです。もう一度隅から隅までよ〜〜く観察してみます。足はきちんと指が揃ってるかな、お目目に異常はないかしら、お尻は汚れてないかしら、お腹は壊してないかな。うとうとしているヒナを位置を変え、角度を変えて観察です。
この子をおむかえするか否か、随分悩みました。身体的には異常も見られませんでしたし、性格もよさそうです。決断をしないと中途半端になってお店も困るでしょうし、なによりこの子の鳥生が掛かっています。
結局1週間後にお迎えをすることに決めました。やはり手元においてこの子の成長をつぶさに見守っていたかったからかもしれません。
1週間後にお迎えに出かけた日、その日は朝から落ち着きません。ソワソワソワソワ。いよいよ我が家にあのトロピカルちゃんがやってきます。どんな風に育っているかしら、まさか凶暴にはなってないよね?
10時の開店に合わせて自宅を出て、一路ナナクサの待つショップさんへ・・・。
この数日色んな考えが脳裡をかすめ、前日などは睡眠もろくに摂ることが出来ませんでした。それだけ緊張していたのでしょうねぇ(笑)
お店に着いてプラケースのそばまで行くと、なんと、ヒナがまりんの顔を見るなり嬉しそうに鳴き出すではないですか!何度も何度も通っていたからでしょうか、覚えていてくれたの・・・?
お店の方にお迎えに来たことをお知らせし、準備をしていった移動用のケージに移そうとするのですが、腕から離れてくれません(感動〜〜〜〜★)
体はもうすっかり大きくなり、産毛も殆ど消えています。にもかかわらず甘えん坊さんのヒナ。可愛いというかいじらしくて、この子と巡りあえて本当によかったと、痛感しました。
我が家に来た当日、夕方に一応挿し餌をしてみます。でも思ったほど食べてくれません。
ショップでも殆ど挿し餌は卒業し始めていたようですね。それでも1日に1、2回はご飯を食べてもらいました。パウダーフードでしたがそれほど苦労せず、一気にご飯を頬張ります(笑)シリンダーの方がいいのかもしれませんけど、まりんはこれまでもスプーンでどうにか育ててきましたので、七美にもスプーンで頑張ってもらいました。上から流し込むようにすると、ゴクゴクっと音が聞こえてきそうなほどに飲み込んでくれます。
それから1週間ほどして、七美は初飛行!!
いきなり直進したかと思ったら、窓ガラスにゴツンとぶつかって、びっくりしてました。
大きな体と大きな翼、まだ上手くコントロールが出来ないようでした。体にみあった立派な足を、この頃からニギニギし始め、まりんやクマさんにグーパーを披露してくれるようにもなりました。
ご飯を足に持つことの練習も始めてましたね。でも、掴んでもくちばしにくわえると同時に足を離してしまうので、いっつも落っことしていました(笑)
友人宅のワカケさんはピーナッツをあげると上手に持って食べると聞いていたので、我が家でもピスタチオをあげてみました。殻ごとはさすがに無理だったので、殻から出して半分にしたものを目の前に出すと、七美はとても興味を持ちました。足は出すけれどあさってのところにひょいっと出すので、これまた持つには至りません。
けれどおいしそうにもぐもぐと食べている姿は、なんとも愛らしいものです。
そうこうして、何度となく練習を繰り返し、今ではほんの小さな麻の実までも持つことが出来るようになりました。
今後は生後7ヶ月前後からの反抗期が始まるとのことです。
一体どうなることでしょう・・・。けれど、きっとどうにか乗り越えられると思います。
愛嬌一杯で、常に新しいものに興味を持ち、内弁慶だけれど溢れるほどの可愛らしさを、まりんたちに注いでくれます。
感情の起伏も思いのほか激しく、喜怒哀楽が人と同じくらいに感じられます。小さな頭で何を考えているのかいつか教えてくれるといいのですけれど。
七美との出会いもまりんにとっては運命的でした。中型のインコに対しての認識を一新してくれたのはなにものでもない、七美です。
ナナクサは生後1年から2年ほどの時間をかけて成鳥になると聞いています。
まだまだスタートしたばかりの我が家のナナクサライフ。色んな思い出が出来ていくのでしょう。
つつがなく幸せに、天寿を全うさせていきたいと思います。